・台湾でも流行語ってあるの?
・2025年に台湾で流行った言葉は?
・どんな言葉がランクインしているか知りたい!
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- この記事の内容
・ベスト10を発表
・世界的に流行した言葉もランクイン
・1位は台湾の政界で使われた「從從容容游刃有餘」!!
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【2025年】台湾の流行語ベスト10
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.台湾にも日本のように流行語大賞ってあるの?
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日本の「新語・流行語大賞」ほど有名で公式な“国民的イベント”は台湾にはないよ。
でも、毎年いろんなメディアやSNSプラットフォームが「流行語ランキング」や「ネット流行語大賞」を発表しています!今回は台湾のYahoo!新聞で発表された
2025十大流行語!從從容容游刃有餘、上車囉、卡比寶寶吃水餃⋯你都跟上了嗎?を参考に記事をまとめました。
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10位 NPD
今年「NPD」が大きく話題になったのは、芸能人・江祖平さんがSNSの投稿で触れたことがきっかけでした。
NPDは英語で「自己愛性パーソナリティ障害(narcissistic personality disorder)」の略称です。
自己愛性パーソナリティ症害は、優越感(誇大性)、賞賛されたいという欲求、および共感性のなさの広汎なパターンを特徴とする精神疾患です。
NPDの傾向がある人は、家族、恋人、友人、職場の同僚などと、いわゆる「有害な関係(Toxic relationship)」を作ってしまうことがあります。
日本でもここ数年使われる機会が増えてきた「自己愛性パーソナリティ障害」が、台湾でも流行語のランキングに入ってきています。-
9位 你後面有車(後ろに車来てるよ!)
この「你後面有車(あなたの後ろに車が来てるよ)」という言葉は、家族や友達、通行人が親切で声をかけた、というものではありません。
これは、アーティストの瘦子 E.SO がライブ配信中に、一緒にライブ配信をしていた同じくアーティストである頑童MJ116メンバーの大淵の後ろに車があるのに気づいて発した言葉です。大淵が道端でライブ配信をしていると勘違いした瘦子が「危ないよ!(後ろに車が来ているよ)」と注意するために、思わず口にした一言でした。
突然の叫びがそのままネット上で大流行し、拡散して使われるようになりました。
この「你後面有車」ブームはSNSを席巻し、一般ユーザーがこぞって真似してスタンプ、画像ネタ、加工投稿などを次々制作されました。-
8位 卡比寶寶吃水餃(カービィが水餃子を食べる)
皆さんは《中文怪物(Chinese Monsters)》を見たことがありますか?
これは、台湾で活動するフランス人YouTuberの「酷(Ku)」が企画した中国語リアリティ番組で、
台湾を愛する100人の外国人が参加し、放送後は大きな話題になりました。
その第1話に登場したのが「卡比寶寶吃水餃(カービィベビーが水餃子を食べる)」という声調チャレンジ問題(38:35〜)。
一見すると普通の文章なのですが、
三声が連続する発音ルールや寶寶が三声・軽声となる(卡比寶寶吃水餃/Kǎ bǐ bǎo·bao chī shuǐ jiǎo)せいで、
多くの参加者が不正解に。
台湾の視聴者からも「これ、完全に罠問題でしょ!」とツッコミが相次ぎました。-
7位 瑪卡巴卡
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「瑪卡巴卡」は挨拶に添える かわいい語気助詞 のような役割を果たす言葉です。
この流行語は2023年に金曲賞(台湾のグラミー賞)で、司会の韋禮安(ウェイ・リーアン)が
最後に「晚安瑪卡巴卡(おやすみ、マーガバーカ)」と言ったことで、一気に広まりました。
実は「瑪卡巴卡」には、はっきりした意味はありません。・「早安瑪卡巴卡(おはよう、マーガバーカ)」
・「晚安瑪卡巴卡(おやすみ、マーガバーカ)」といった形で、語尾につけて可愛くする“ネットの言い回し”として2025年に再び頻繁に使われました。
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6位 乞丐超人(乞食ヒーロー)
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「乞丐超人(乞食ヒーロー)」はもともとネット発祥の言葉で、
コンビニの“期限間近の値引き商品”の時間を見計らって買いに行く人 を指します。
少し自虐的で、ユーモアを込めた表現です。
食品ロスを減らすため、台湾のコンビニでは近年、
賞味期限が近い商品を安く販売する取り組みが広がっています。【各コンビニの期限間近商品の名称】- 7-ELEVEN:i珍食(アイ・ジェンシー)
全家(FamilyMart):友善食光(フレンドリータイム)
これらのお得な「即期品(期限間近商品)」を楽しみにしている人たちが、
自らを 「乞丐超人(節約スーパーヒーロー)」と呼んでいます。
お得に買えて、食品も無駄にならず、「小さな幸せ(小確幸)」を感じられると人気の言葉になっています。-
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5位 上車舞(乗車ダンス)
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4位 露比醬(ルビィちゃん)
ルビィちゃん = ラブライブ!シリーズの超人気キャラクターです。
ルビィちゃんを含む限定ユニットAiScReamの動画が公式投稿され、
3人が「高音・中音・低音」で順番に「嗨!(はい!)」と言う動画が大バズり。
特にルビィちゃんの 超高音「嗨(はーい)~~!」が可愛すぎてTikTok ・ IG Reels ・ Threads で「露比醬~嗨!」として大流行しました。
可愛い声とミーム動画で台湾だけでなく、世界中のSNSでブレイクしました。
3位 肯恰拿(ケンチャナ)
「肯恰拿」は韓国語の 괜찮아(ケンチャナ=大丈夫/気にしないで) に由来しています。
一見韓国の曲にも思えますが、原曲はベトナム人ラッパー 7dnight の《Không Sao Cả》が元ネタです。
ダンスの中毒性と軽快なメロディが相まって世界中で模倣が広がり、韓国芸能界でも大ブームに。
aespa、SEVENTEEN、NCT WISH、TWS、BOYNEXTDOOR など、人気アイドルがこぞってカバーしたことでも話題になりました。
台湾では、これを「相手の謝罪を受け入れるときの返事」として、「肯恰拿〜(ケンチャナ〜)」と使う人も多く、遊び心満点の流行語になっています。
2位 APT.
BLACKPINKのRosé(ロゼ)と Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)がコラボしたこの曲は、
韓国の若者の間でよく行われるパーティーゲームを面白く、覚えやすい歌に仕立てたものです。
2024年10月の公開後、さまざまなカバー動画・ダンス動画が次々と投稿され、日本や台湾だけでなく世界中で大ブームとなりました。
1位 從從容容游刃有餘(落ち着いて、余裕をもって)
「本來應該從從容容,游刃有餘;現在變成匆匆忙忙,連滾帶爬」
(本来は落ち着いて余裕をもって進めるはずが、いまや慌ただしく転げ回っている)
これは2017年に民進党の立法委員・王世堅(ワン・シージエン)氏の質疑応答での名言 です。
過去に台北市の柯文哲(コー・ウェンジャー)元市長を追及した際に放った一言が、今年になって突然注目を浴びました。
2025年になりバズったワケはネット民によって音楽に加工され、洗脳ソング 〈沒出息(ダメダメソング)〉 です。
各SNSで爆発的に拡散され、ネタ動画の定番ネタになりました。
まとめ
2025年の台湾で話題になった流行語を見てみると、ネット文化 × 音楽トレンド × 海外カルチャー が強く影響していることがわかります。
・政界の名言が音楽ミームとして復活
・K-POPや海外のショート動画文化が台湾で独自にアレンジ
・日本アニメのキャラクター
・コンビニの期限間近商品など、台湾の生活感あふれる言葉も登場
2025年の台湾は「海外ネタ × 台湾ローカル × ミーム文化」が絶妙に混ざり合った流行語が多かったです。
台湾のSNSトレンドは常に変化し続け、国際文化を柔軟に取り入れながら「台湾らしい面白さ」へと進化していく様子がよく表れたランキングでした!





